文責 樋川

 ICT1タンパク質は細胞のどこの細胞小器官に局在するのか判明していない。どの小器官で働いているか分かれば,機能解明の大きなヒントになる。そこで当研究室でICT1タンパク質の後にGFPタンパク質(緑色に発光)結合させた融合タンパク質を設計した。このタンパク質を発現するプラスミドに加え,核をDAPI(水色に発光),ミトコンドリアをDsRed(赤色に発光)で染める。これら蛍光を蛍光顕微鏡で確認し,ICT1タンパク質の局在を決定する。

BsiRNAを用いたICT1 knock-downにおける表現系の探索

 ガン細胞でICT1タンパク質が過剰に発現している事がわかったが,これだけではICT1タンパク質の機能はわからない。例えばICT1タンパク質がガン化を促進させているのか?それとも抑制するために発現しているのか?そこでsiRNAを用いてICT1のタンパク質の発現量を低下させて,これにより得られる表現系を解析する事で,機能を探っている。

【キーワード】共焦点顕微鏡, 蛍光顕微鏡, 蛍光物質, 細胞培養
AICT1遺伝子のプロモーター解析

 ICT1タンパク質が機能している場所(where)は@ICT1タンパク質の局在で決定することができる。では,このタンパク質がいつ(when)・どのように(How)発現しているか調べるには転写因子を決定する必要がある。そこで,井上研との共同でルシフェラーゼアッセイを用いたICT1のプロモーター解析を行っている。その結果,ガン細胞でICT1タンパク質は過剰に発現している事がわかったが,未だ正確な転写因子は決定していない。

(本研究科 井上裕介先生との共同研究)
【キーワード】ルシフェラーゼアッセイ, クローニング, 細胞培養
@ICT1タンパク質の局在

【キーワード】siRNA, 細胞培養